なるほど健康メモ

長生きのコツ①〜がんにならないために〜(2011年7月号)

日本人の死亡原因で一番多いのはがんで、年間35万人が死亡しています。

死亡数の多い部位は順に肺、胃、肝臓、結腸、 膵臓(すいぞう)ですが、どのがんも早期には自覚症状はなく、症状が出てから受診するのでは手遅れのことも少なくありません。
検診などを受け、早期発見、早期治療することが大切ですが、そもそも、がんになること自体を予防することはできないのでしょう
か?

実はさまざまな研究の成果でがんになりやすい状況がわかっており、ある程度はがんを予防することができるのです。国立がん研究センターより「日本人に推奨できる科学的根拠に基づくがん予防法」がホームページなどで発表されていますので抜粋してみました。

適度な運動をこころがけよう

①喫煙:すわない、他人のたばこを避ける

②飲酒:節度ある量にとどめる(ビール大瓶1本、ワイン1/3、日本酒1合 以内)

③食事:バランスよくとる。食塩は最小限に、野菜不足にならないように、熱いものを避ける

④身体:適度な運動(毎日計60分程度の歩行などの運動と週一回のランニングなどの活発な運動)

⑤体形:太りすぎない、やせすぎない

⑥感染:肝炎ウィルスの感染を確認し必要な時には治療を受ける

これらを参考に、ぜひ定期的に自分の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。