なるほど健康メモ
爪の水虫
水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が、足の皮膚の角質や爪の中に入っておこる感染症です。足の皮膚が感染すると小さな水ぶくれができたり、皮膚の角質が厚くなり皮膚が硬くなったり、足の指の間がじくじくしたりします。
足の爪が、白く濁ったり、黄色く変色していたり、分厚くなったりしていませんか?
そんな症状があると、爪の水虫かもしれません。
爪の水虫は、放っておけば爪が厚くなって爪の周りや指が痛くなることもあり、痛みで靴が履きづらくなるため、歩きにくくなってしまうこともあります。
またバスマットやスリッパで家族や大切な人に水虫をうつしてしまうこともあります。
爪の水虫は自然に治ることはありませんし、塗り薬だけではほとんど治ることはありません。
爪の水虫の治療は、病院では処方される飲み薬を飲まないと治りません。飲み薬を飲むとだいたい9割の人が完治します。
爪が厚くなったり、白く濁ったりしている方、恥ずかしいからとためらわず、一度皮膚科にかかってみてください。