北見医師会について

ごあいさつ

北見医師会 会長:吉田 茂夫

北見医師会 会長:吉田 茂夫
(よしだ しげお)

 北見医師会のホームページをご覧頂き有り難うございます。

 北見医師会では、北見市や周辺町村に住んでいる方々が、健康で充実した日々を送れるよう、そしてたとえ病気になっても障害を抱えても、地域で安心して住み続けていけるように医療のプロとしての役割をしっかり果たしていきたいと願っております。
 故・今野敦前会長さんは「全医師会員参加型のチーム医療推進」のお考えに沿って様々な活動をしてくださいました。しかし、今年の4月16日に長年の病によりご逝去されましたので、5月23日に行われました令和2年度の定時総会において、その意志を堅持・発展させるために北見医師会の今年度目標を「全医師会員参加型のチーム医療による地域医療体制のさらなる発展」としたところです。

 さて北海道全体同様に、北見市やオホーツク管内も人口減少と少子高齢社会を迎えております。加えて医師や看護師等の医療関連専門職の不足、そして介護職の不足がなかなか改善しておりません。そうした中で今般、新型コロナウイルス感染症が世界中に広がりパンデミックを起こしております。日本においては新型コロナウイルスの緊急事態宣言は解除されましたが、世界的にはまだまだ拡大しております。そうした状況において、日本全体で経済活動の活発化という、感染予防とは言わば相反する行動を我々は慎重に行うことが求められております。先般の総会において今年度北見医師会としましては、①コロナウイルス対策、②医療・介護等の関係専門職との連携の推進、③休日夜間の医療体制の整備、④看護学校経営と地域の看護師の確保、⑤在宅医療の推進などを積極的に進めて行くこととしております。
 喫緊の課題でありますコロナウイルス感染症に対しては、北海道、北見市、保健所や感染症指定医療機関である赤十字病院等と連携し、北見医師会の会員が一体となって、PCR検査態勢の充実を諮ると共に治療薬やワクチンの情報共有を図り、近い将来に当地域に住む方々がワクチン接種を受けられるよう体制整備を行っていきます。
 いずれにしましても会員が一体となって、「地域の方々が安心して暮らせる町造り」に行政や関係機関・団体の方々とも連携して、北見医師会としては協力して参ります。

 今後とも皆様の暖かいご支援とご理解を御願い申し上げます。

令和2年6月