なるほど健康メモ
- 舌がん・口腔がんは自分で見つけよう(R6.4月号・最終話)多くのがんは重症化すると治療などにより生活の負担が増大するので早期発見・早期治療が原則です。2019...
- ちくのう症(副鼻腔炎)(R6.3月号)鼻の機能の1つである嗅覚は、例えば食事を楽しむためにもとても大切です。それに加えて腐敗、有毒物質、...
- 耳鳴りに対する心構え(R6.2月号)短時間の“キーン " といった耳鳴りは誰しも経験があると思います。この音が持続的に聞こえるとかなり煩...
- 知ってほしい慢性閉塞性肺疾患(COPD)③(R6.1月号)皆さんは日常生活で息切れを感じることはありますか?前回、COPD患者では息を吐けなくなることで吸気量が...
- 知ってほしい慢性閉塞性肺疾患(COPD)②(R5.12月号)「慢性閉塞性肺疾患(以下、COPD)はどんな病気ですか?」と尋ねられるとき、私は「息を吐けなくなる病気で...
- 知ってほしい慢性閉塞性肺疾患(COPD)①(R5.11月号)「階段上がるのに、こんなに息切れしていたかしら?」「この咳と痰、もう何年も続いています」こんな症状...
- 「うつ病」の類型(R5.10月号)今日「うつ病」と診断されるケースが多くなっていますが、その内にはいろいろなタイプが含まれており、...
- 梅毒(R5.9月号)梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌により引き起こされる感染症で、主に性的接触により、口や性器など...
- E型肝炎(R5.8月号)E型肝炎は、A、B、Cそれぞれの型の肝炎に比べると、聞き慣れないものかもしれません。しかし、北見市内...
- 前立腺のお話し ③(R5.7月号)前立腺肥大症は良性疾患ですが悪性の疾患として前立腺がんがあります。血液検査でPSAという前立腺の腫瘍...
- 前立腺のお話し ②(R5.6月号)前回のコラムでも説明しましたが、尿道は前立腺の中心を貫いています。前立腺が大きくなると尿道が左右...
- 前立腺のお話し ①(R5.5月号)前立腺は膀胱のすぐ下にあるクルミ大の臓器です。男性にのみ存在し中心を尿道が貫いています。尿は腎臓...
- たかが便秘されど便秘(R5.4月号)便秘とは「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義されています。便秘は...
- 鼠径部ヘルニア(R5.3月号)ヘルニアとは、臓器や組織の一部が、本来あるべきではないところに脱出・突出した状態を表す病名です。...
- 乳がん検診と「ブレスト・アウェアネス」(R5.2月号)年間当たりの乳がんの罹患率は10万人当たり77人で、北見市では年間に約80人が罹患すると推定されます。...
- 頭痛に悩んでいたら(R5.1月号)日本頭痛協会では毎年2月22日を「頭痛の日」と定めています。日付は「ず(2)つう(2)」(頭痛)と読む語呂合...
- 認知症予防のための生活習慣(R4.12月号)長引くコロナ禍で人とのコミュニケ―ションの機会が減っています。外出する機会や日頃の運動量も減り、趣...
- 脳卒中にならないために(R4.11月号)寒さとともに脳卒中の発症が心配される季節になってきました。脳卒中は脳血管障害とも言われ、脳の血管...
- 今年の冬のインフルエンザ対策(R4.10月号)新型コロナウイルス感染症は2020年以降世界的に大流行し、現在まで国内での流行も第7波に及び終息の兆し...
- サル痘(R4.9月号)サル痘は、1970年にザイール(現在のコンゴ民主共和国)でヒトでの初めての感染が確認されました。病原体...
- 熱中症(R4.8月号)ここ北海道北見の夏も日中の最高気温は35°Cを超え、日差しも強く、毎年のように熱中症で救急搬送される...
- 高齢者の皮膚(3)(R4.7月号)皮膚の最外層にある角層は身体を乾燥や外的刺激から守る役目を果たしています。この角層を作り出すのは...
- 高齢者の皮膚(2)(R4.6月号)高齢者の多くに認められる乾皮症(皮脂欠乏症)は皮膚がわずかに乾燥し、細かい鱗屑(りんせつ、角質がはが...
- 高齢者の皮膚(1)(R4.5月号)総務省の統計トピックスによると、令和3年9月現在、65歳以上の高齢者人口は 3,640万人で、総人口に占め...
- 糖尿病(3)(R4.4月号)糖尿病は高血圧、高脂血症と同様に動脈硬化を起こします。このため、全身に種々の異常が生じます。初期...
- 糖尿病(2)(R4.3月号)糖尿病はインスリン依存性と非依存性に分けられます。依存性の代表が1型糖尿病です。1型糖尿病は膵臓のβ...
- 糖尿病(1)(R4.2月号)最近日本では餓死の話は聞きません。むしろ食物をムダに捨てることが問題になっています。飽食の時代で...
- “あおたん”がよくできるのですが...(R4.1月号)“あおたん”は皮下に内出血して青あざができた状態を指す言葉ですね。これは北海道 の方言のようですが、...
- リンパ節が腫れる(R3.12月号)子供では風疹やはしか、水痘、おたふくかぜなどでリンパ節の腫れをよく経験しますが、健康な成人でも左...
- 貧血の話し「貧血をおこしてたおれた...」(R3.11月号)貧血というと、急に立ち上がったとき頭がクラッとした、朝礼などで血の気が引いて倒れた、など目まい ・...
- ドライアイのはなし(R3.10月号)ドライアイは、涙の質が低下して蒸発しやすくなったり、涙の分泌量が低下したりする病気です。これによ...
- 緑内障のはなし(R3.9月号)前回話題にした白内障と言葉の響きは似ているものの、その正体は全く違う眼の病気があります。「緑内障...
- 白内障のはなし(R3.8月号)白内障とは、眼球の中にあるレンズ(水晶体)が濁ってしまう事を言います。そのため、目に合った眼鏡をか...
- 麻酔の秘密その3(R3.7月号)これまでにご紹介した麻酔の3要素(意識がなく、痛みを感じず、動かない状態)を達成するために使われる薬...
- 麻酔の秘密その2(R3.6月号)先日「全身麻酔はどれくらいで覚めますか?途中で切れることもありますか?」と聞かれました。実はよくあ...
- 麻酔の秘密その1(R3.5月号)「麻酔の3要素って知ってる?」私は実習に来た医学生や研修医に、あいさつがわりにたいていこの質問をし...
- 新型コロナウイルスのワクチン接種が始まります(R3.4月号)新型コロナウイルスの発生から既に1年以上が経過しました。この間、国や自治体からは再三の自粛要請が発...
- フレイルを予防しよう(R3.3月号)最近話題のフレイルという言葉をご存知でしょうか。フレイルとは加齢に伴い身体の予備能力が低下し、健...
- 診察室血圧値と家庭血圧値(R3.2月号)現在わが国の高血圧人口は3,000 万人を超えており、高齢化社会の進行に伴い今後一層の増加が推測されて...
- COPDという病気を知っていますか?③(R3.1月号)COPD(慢性閉塞性肺疾患)の治療についてお話しします。まずは禁煙です。電子タバコに逃げないで下さい。...
- COPDという病気を知っていますか?②(R2.12月号)COPD(慢性閉塞性肺疾患)発症の最大の原因は喫煙です。タバコの煙にある様々な化学物質が肺の内部(...
- COPDという病気を知っていますか?①(R2.11月号)COPDはChronic Obstructive Pulmonary Disease(慢性閉塞性肺疾患)と言う病名の略称です。「肺気腫」と...
- B型慢性肝炎ウイルス(R2.10月号)B型慢性肝炎ウイルスにはタイプがいくつかあり、日本人はタイプBとタイプCが多く、 タイプA...
- C型肝炎(R2.9月号)C型肝炎は人間の血液の中のC型肝炎ウイルス(以下HCVと書きます)に感染することによって起こる肝...
- NASH(R2.8月号)NASHとは、非アルコール性脂肪肝炎の略です。肝臓に炎症が起こる病気で、脂肪肝になった人の一部に...
- 花粉症のはなし~その3~(R2.7月号)春の樹木花粉症が終わると、雑草などの草本植物の花粉症が全盛期を迎えます。初夏からはカモガヤ、オオ...
- 花粉症のはなし~その2~(R2.6月号)雪解けと同時に、主に川辺から花粉を飛散させるハンノキ、ゴールデンウィーク頃より森林などから市中に...
- 花粉症のはなし~その1~(R2.5月号)雪国の北見市に清々しい春の訪れ 、毎年花粉症に悩まされている人にとってはこの清々しい気持ちも半減...
- 更年期障害について(R2.4月号)更年期症状とは、更年期に現れる症状です。他に症状の原因となる病気がないことを確認して診断されます...
- ピルについて(R2.3月号)ピルと聞くと避妊用を思い浮かべる方が多いと思います。また 「怖い」「太るのでは?」等と嫌悪感を抱 ...
- 子宮頚がんについて~早期発見・予防のために~(R2.2月号)子宮頚がんは子宮の入り口(頚部)にできるがんです。日本において毎年1万人が子宮頚がんにかかり約3千...
- 休日当番医(R2.1月号)休日で市内の病医院が休診している際の急病の患者さんに対応するために、北見市では内科系と外科系の当...
- 病診連携(R元.12月号)病診連携とは病院と診療所が協力し合って患者さんの診療にあたることです。言葉は知らなくても、医療現...
- 治療ガイドライン(R元.11月号)今まで「いい血圧ですね」と言われていたのに、最近急に主治医から「もう少し下げたほうがいいですね」...
- 他人の視線と自分の主体性(3)(R元.10月号)「はにかみや」は他人の視線のもとで主体性 を揺るがせている人達の代表的な存在ですが、これはほとんど...
- 他人の視線と自分の主体性(2)(R元.9月号)外国人の「はにかみや」の一例を紹介します。高名な神学者オルガニストで、1952年にノーベル平和賞を授...
- 他人の視線と自分の主体性(1)(R元.8月号)「目は口ほどに物を言う」と申しますが、 なるほど視覚はコミュニケーションの重要な 要素です。目と目...
- 寿命と健康寿命(R元.7月号)日本人の平均寿命は、2017年の統計で男性81歳・女性87歳です。また健康寿命(健康上 の問題で日常生活が...
- 腰痛症(R元.6月号)ソチ五輪での日本選手の活躍は目覚ましいものでした。41歳のレジェンドと言われたスキージャンプの葛西...