「しょっちゅう、うがい、手洗い」のすすめ

先日、テレビのお笑い番組で芸人のスギちゃんが、
「インフルエンザにかからないために、毎日毎日、一日中、ずっと、うがいをしてやったぜぇ〜」と言っていました。
一日中うがいなんて極端すぎて、もちろんできっこありません。

しかし（思考実験みたいなものですが）、もし、毎日、一日中ずうっと、うがいをし続けたら…
空気が乾燥していても喉は乾燥せず、また、インフルエンザウイルスが喉について繁殖する事態も防げます。頻回のうがいは確実に感染予防に有効です。

実際に新型インフルエンザが流行した3年前、ノロウイルス罹患率は激減したそうです。
マスコミなどが新型インフルエンザを大々的に報道したおかげで、いつもの年よりもみんなが手洗いをたくさん行った（副次的な）効果だといわれています。

医療現場では「一処置、一手洗い」というキャッチコピーがあります。ひとつ処置をしたら必ず手を洗って次の処置にとりかかること！それが清潔を保ち、感染予防に重要だ！！
という戒め標語です。

24時間、うがい、手洗いはもちろんできませんが（外から帰った時だけでなく）、一時間に一回でも二回でも、頻繁にうがいや手洗いをすることが一番の感染予防なのは間違いありません。
「しょっちゅう、うがい、手洗い」をしてください。

スギちゃんは「うがいをやり続けたら、寝不足でお腹が空いて体こわしたぜぇ〜」、「スギちゃんのスギは、やりすぎのスギだぜぇ〜」と、笑いをとっていました。