なるほど健康メモ

日常生活環境における電磁干渉

先日、ワイヤレスヘッドホンとワイヤレスマウスを購入しました。どちらも2.4GHz帯の無線装置ですが、前者にはペースメーカ装着者は使用しないよう警告が書かれており、後者にはありませんでした。そこで、日常生活環境でペースメーカなどの心臓植込み型電気治療装置に影響する機器について調べなおしてみました。

日常生活の場で無意識に使用してしまいそうなものを、表にまとめてみました。電磁干渉をきたす機序(きじょ)を3種類に分け(機序1は身体に電気が流れるもの、機序2と3はそれぞれ磁界と電界が及ぶ範囲に身体を近づけた場合)、それぞれについて原則仕様禁止のものと、注意が必要なものに分けました。

日常生活環境における電磁干渉

エンジンのかかった車のエンジンルームとは、エンジンをかけたままボンネットを開けて作業することです。注意が必要なものにはいくつか具体的な注意が示されており、例えば電気自動車の普通充電器の場合、充電中は充電スタンドや充電ケーブルに密着する姿勢をとらない、とされています。
その他、日本不整脈デバイス工業会の一般市民向けページ(http://www.jadia.or.jp/citizens/)各項目に「使用上の注意事項」というPDFがありますので、可能な方は参照してください。
個々の取扱説明書を確認することも大切です。

日常生活環境における電磁干渉